三大市場で主役通貨が変わる!

1:三大市場

外国為替市場では一般的に「ロンドン」「ニューヨーク」「東京」の3つが世界三大市場と言われています。
取引高も、およそ「ロンドン」「ニューヨーク」「東京」の順になります。

ロンドンタイム、ニューヨークタイムになると流動性も高まりトレンドが出やすくなります。

 

JPY USD EUR GNP AUD NZDの15通貨ペア
USDJPY.EURJPY.GBPJPY.EURUSD.GBPUSD.AUDUSD.AUDJPY.EURAUD.GBPAUD NZDUSD.NZDJPY.EURNZD.GBPNZD

何故この6通貨なのか

FXは24時間取引できますが、大まかに言うとオセアニアタイムから始まり東京タイム、ロンドンタイムに入り
ニューヨークタイムクローズで終えます。

オセアニアタイム通貨はAUDとNZD 東京タイム通貨はJPY ロンドンタイム通貨はEURとGBP ニューヨークタイム通貨ではUSD
が最も取引されてます。

トレードはこの15通貨ペアからの選択で始まります。
通貨ペアの選択で勝敗が決まると言っても過言ではございません。

通貨の強弱を用いて通貨ペアの選択をする

6通貨を三つにグループ分けします。 USD JPY EUR GNP AUD NZD
USD JPY(U-Jグループ)  EUR GNP(E-Gグループ)  AUD NZD(A-Zグループ)

グループ内での通貨ペアでは取引しない(監視ようの通貨ペア)

ドルと円、ユーロとポンド、オージーとニュージーは相関性があります。
為替相場の中ではドルと円が両方とも買われる売られる、ユーロとポンドが両方とも買われる売られる、
オージーとニュージーが両方とも買われる売られる事が多々あります。

分かり易く解説する為にSimple_SWを用いていますが「通貨選択ツール」の商材には含まれていません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

USD JPY(U-Jグループ)/  EUR GNP(E-Gグループ)
(U-Jグループ)の強い通貨から(E-Gグループ)の弱い通貨
(U-Jグループ)の弱い通貨から(E-Gグループ)の強い通貨
USD JPY(U-Jグループ)/  AUD NZD(A-Zグループ)
(U-Jグループ)の強い通貨から(A-Zグループ)の弱い通貨
(U-Jグループ)の弱い通貨から(A-Zグループ)の強い通貨

EUR GNP(E-Gグループ)/  AUD NZD(A-Zグループ)

(E-Gグループ)の強い通貨から(A-Zグループ)の弱い通貨
(E-Gグループ)の弱い通貨から(A-Zグループ)の強い通貨

基本的な方法です。ドル一強で円一弱の場合USDJPYの取引もありです。

私は監視用の三つの通貨ペアではトレードしません。

3:市場による推奨通貨

・オセアニアタイム
オセアニアタイムはニューヨーククローズ後(日本時間早朝)から始まります。
この時間帯は流動性は低くスプレットも開くのでトレードは控えた方が良い。

・東京タイム
オセアニアに続きシンガポール、香港、上海なともオープンするのでスプレットも安定して
流動性も高くなってきます。

東京タイムでは9時~12時まで がトレードに適した時間です。
この時間帯ではAUD、NZD、JPYの一強一弱通貨がお勧めです。

EURAUDやGBPAUD,EURNZD,GBPNZDではこの時間に100pips以上動くことがざらにあります。
EIRUSD、GBPUSDの通貨ペアに売買サインやシグナルが出てもスルーが良いでしょう。

・ロンドンタイム
流動性流動が一気に高くなり取引も活発になりトレンドが出やすくなります。

ロンドンタイムでは17時~20時(ロンドン冬時間)まで がトレードに適した時間です。
この時間帯ではEUR、GBPの一強一弱通貨がお勧めです。
特にGBPの一強一弱が狙い目です。

・ニューヨークタイム
ロンドンタイムと重なるニューヨーク前場は欧州と米国の思惑や要人発言などで動くので
難しい時間帯になります。
また、ロンドンで出たトレンドが終わり押し目や戻りをつけに行く時間帯にもなります。

ニューヨークタイムでは22時頃~26時頃(ニューヨーク冬時間)まで がトレードに適した時間です。
この時間帯ではUSD、EUR、GBPの一強一弱通貨がお勧めです。
期待ボラティリティが消化している通貨ペアでは取引を控える
ボラティリティインジケーターはココをクリック

4:トレードに適していない日時

トレンドフォロワーにとって一番の敵は流動性がない日です。
流動性のない日にトレードするのは波のない日にサーフィンするのと同じです。

ボラティリティ(流動性)が無かったのが分かるのは翌日になってからですがある程度の傾向はあります。

下記の日や時間帯は避ける方が良いでしょう。

・月曜日 欧州米国に重要指標がない日

・米国雇用統計発表まで

・ロンドン、ニューヨーク休場日

・夏相場(8月初旬から末まで)

・クリスマス年末年始相場(クリスマス前から翌年ロンドン、ニューヨーク休場明けまで)

・オセアニアタイム

・東京タイム12時からロンドンオープンまで

・ニューヨークタイム後場

・日本、欧州(主要国)米国の議会や大統領選挙開票日
(流動性あり過ぎ波浪警報でトレードもサーフィンもNG)