
MAスロープ・アングルインジケーター
移動平均の「角度」をサブウィンドウで連続表示。
上昇優位の区間は青、下降優位は赤。
レンジはグレイで繋がるから、押し目/戻り目/トレンド転換を狙う実戦型のフィルターとして使えます。
このインジで出来ること
- 勢いの見極め:角度が±しきい値を超えた区間のみ色変化。勢いのある場面に限定できます。
- レンジ回避:グレイが続く=角度が弱い。ノートレードの判断がしやすい。
- 価格との整合:サブ窓に移動平均線を重ね、角度と価格の方向一致を一目で確認。
- 簡単操作:しきい値・MA期間・方式だけ。過剰最適化になりにくい構成。
実戦での使い方(3つの基本パターン)
① トレンド順張り(押し目/戻り目狙い)
- サブ窓で青(上昇優位)や赤(下降優位)の継続を確認。
- 価格がMA付近まで調整→角度が再びしきい値方向へ拡大したらエントリー。
② ブレイクフォロー(ダマシ低減)
- 価格がレンジ上限/下限をブレイク。
- 同時にサブ窓の角度が±しきい値を超えて色変化しているか確認。
- 色変化継続中のみ追随。色がグレイへ戻るなら様子見に切替。
③ マルチタイムフィルター(無駄打ち削減)
- 上位足(例:H1)の角度色が青なら、下位足(例:M5)は青のみを狙う。
- 下位足が一時グレイ→青に復帰する瞬間を押し目の合図として利用。
- 逆色のシグナルはスルー。エントリー回数を絞り勝率重視に。
パラメーターの時間足別設定の目安
時間足 | ma_period 移動平均線の期間 |
slope_period 傾き算出期間 |
threshold_deg レベル設定値 |
---|---|---|---|
M1~M5 | 20~25 | 5~10 | 25~30 |
M15 | 20~30 | 5~8 | 25~30 |
H1 | 30~75 | 10~15 | 20~25 |
H4/D1 | 50~200 | 10~30 | 10~20 |
導入と基本設定
- MT4にインジを配置し、チャートへ適用。
- threshold_degで色替えの厳しさを調整。
- ma_periodで滑らかさ、ma_methodで応答性を調整。
- show_ma_in_sub=trueで価格MAをサブ窓に重ね、角度と価格の同調を確認。
実戦のコツ
- 色が頻繁に切替=レンジ警告。無理に追わない。
- 角度だけでなく価格のMA位置と合わせて判断。
- 上位足の色と揃えるとダマシが減りやすい。
よくある質問
Q. 矢印やエントリーサインは出ますか?
A. 本インジは勢いの可視化とフィルタリングに特化。押し目/戻り目/トレンド転換の判断材料としてお使いください。
A. 本インジは勢いの可視化とフィルタリングに特化。押し目/戻り目/トレンド転換の判断材料としてお使いください。
Q. サブ窓の価格MAは正確な価格ですか?
A. サブ窓の縦軸に合わせたスケーリング表示です。角度との整合を視覚的に確認する用途です。
A. サブ窓の縦軸に合わせたスケーリング表示です。角度との整合を視覚的に確認する用途です。
インストール手順
- ZIPファイルを保存・解凍。
- 「.ex4」ファイルを MQL4/Indicators にコピー。
- MT4を再起動 → ナビゲーター更新。
- ドラッグ&ドロップでチャートに適用。
- 必要に応じてパラメーター調整。
※ 本インジは投資判断の参考情報であり、収益を保証するものではありません。最終判断はご自身の責任でお願いします。